冬から春に移り変わる今の季節、昔から三寒四温と呼ばれているように肌寒い日が続いたと思えば急に暖かくなり、毎朝何を着れば良いか分からなくなってしまうといった日々が続いております。
そんな季節の移り変わりの時期には必ずといっていいほど雨がつきもの。
つい先日も前の日まで晴れていたと思いきや次の日に春の嵐とも言えるような強風と豪雨に見舞われ、なかなか傘無しで出歩くのが心配な状況です。
そして傘を使った後、必ずといって良いほど付いて回るのが濡れた傘の対処方法。
最近の傘は水をはじく撥水加工が施されていたり、そのような加工が施されていないものについても防水スプレーを噴霧することで撥水性を持たせることが可能ではありますが、いざ傘を折り畳むとなると生地が水を吸わない分、傘に触れた手がびしょ濡れになってしまったり、電車に乗り込んだ際など人が多いところでは相手を濡らしてしまうといった懸念があります。
最近ではそんな事態を減らす目的もあってか駅や建物の入り口などに傘振り場が設けられている場合があり、そこに備え付けられている吸水性のあるモップのようなものに向けて濡れた傘を振ることで、ある程度水分を取り除くことができます。
筆者自身もたまにこの傘振り場に出くわすことがあり、実際に使ってみたことがありますが、その効果はなかなか侮れず、もっと色々なところにあっても良いのに!と思わず感嘆としてしまいました。
これと少し似たようなもので、折り畳み傘に付属している袋の内側に吸水性の高い素材を用いることで傘を袋に収納するだけで傘の水気を取り除いてくれるといった便利アイテムも存在します。
現在、新しい折り畳み傘を探し求めている筆者にとってはこれも選択肢の一つとなっています。
そんなわけで、濡れた傘の対処というのは、ここに紹介したアイテム達が物語るように傘を用いる全ての人々にとって共通のテーマと言えるのかもしれませんね。