オリジナルの傘の作成をお考えの方で、傘の重量に関して疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、そういった方に向けて、傘の重量に関する要因や、当社が取り扱うアルミ素材の特徴について解説します。
□傘の重さの要因とは?
傘は部品ごとに用いられる素材によって、重量は千差万別です。
主さの目安として、コンビニなどで一般的に販売されているビニール傘の重量がおよそ400グラムで、婦人傘の重いものでおよそ500グラム、紳士傘の重いものはおよそ600グラムになります。
基本的に、600グラムを超えるものはほとんどないでしょう。
傘の重量に影響を与える要因として、第一に「骨の素材」が挙げられます。
骨に軽い素材を用いるか、重たい素材を用いるかで傘全体の重量は大きく変動します。
従来から用いられてきた素材のスチールや、軽量性に優れたアルミ、軽量性と強度を両立させたグラスファイバーといった素材が骨に用いられるのです。
また、重さを左右する要因としては骨のほかにも「生地」が挙げられるでしょう。
生地の種類は大きく分けて2種類があり、織られた生地を染色する「後染め」と、もともと染色済みの糸を高密度で織り込む「先染め」があります。
前者は完成した生地を後から染色するので軽い仕上がりになり、スリムな見た目に仕上がるのです。
後者は対照的に重量が増し、仕上がりも厚く太いものになりますが、後染めと比較して重厚感が出せます。
□アルミ素材の特徴を解説!
当社では、軽量性に富んだオリジナル傘の素材としてアルミを用いています。
アルミが持つ最大の利点は、何といってもその軽さでしょう。
その軽量性から、アルミは自動車や航空機、パソコンといった様々な製品の部品に用いられています。
2つ目のメリットに、腐食に強い点が挙げられます。
必ず雨に濡れる傘において、腐食しにくいのは嬉しいポイントですよね。
続いてアルミのデメリットについても言及します。
大きなデメリットとして、同じ金属素材のスチールやステンレスと比べるとどうしても強度に劣る点が挙げられます。
また、溶接すると溶けやすいという欠点もあるため、薄いアルミは扱いに注意しましょう。
□まとめ
今回は、傘の重さを決定する要因やアルミ素材の特徴について解説しました。
傘の重さやアルミ素材の特徴についてご理解いただけたでしょうか。
アルミ素材の傘には様々なメリットがあります。
オリジナル傘をお考えの方は、ぜひ当社の傘工房を利用してみてください。