考察:SNSと傘の親和性について

SNSが主流となっている昨今、このコラムでも再三取り上げておりますが、普段雨を凌ぐために使用される傘が、本来の用途とは異なる方法で注目を浴びている状況が続いています。
代表的なものでは天井を様々な傘で覆い尽くした<アンブレラスカイ>がありますが、その他にも「閉じた状態の傘に花びらを詰めて一気に開く」といったものがSNS上で密かにバズり始めているそうです。

不勉強のためこの映え手法(?)に名前が付いているのかどうかはわかりませんが、傘を開いた際にひらひらと舞い落ちる花びらは非常に幻想的なものであり、さらに加工・演出を施すことで、多くの目を引く魅力的な写真や動画に仕上げることが可能です。

傘はその本来の用途もあって大判なものが大半を占めることもあり、見た目にもわかりやすいというところが、SNSでも活用されやすい要因になっていることは間違い無いようです。
江戸時代に流行した美人画においても傘を持つ姿のものが多いのも同じような理由なのかもしれませんね。

あいにく、弊社ではなかなかこういった用途に特化した商品というのはご用意がありませんが(というより現時点ではどこにも存在しないと思いますが)、敢えてご紹介するならば、様々なカラーバリエーションを誇るビニール傘がマッチするのではないでしょうか。
演出に用いる花びらや画像の加工といった部分は弊社の専門外ではありますが、このように商品選定の部分において弊社においても微力ながらお手伝いをさせていただければと思います。

ここ数年の間でその可能性の幅を大きく広げた傘。
アイデア次第で本当にたくさんの使い道が生まれることに日々、驚きを禁じ得ない状態が続いております。
筆者も日々、アンテナを張り巡らせ、その成果について都度こちらのコラムでご紹介していければと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

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