今年も梅雨入りを迎え、傘の出番が多くなってきました。
この時期の悩みとして特に挙げられるのが濡れた傘の扱い。
移動の際など開いたり閉じたりするたびに濡れた傘の処理に困る・・・という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
自然の摂理に逆らうことはできないということは重々承知しつつ、もう少しなんとかならないものか・・・ということで色々調べてみたところ、以下のことがわかりました。
まず、濡れた傘の水を切る方法。
一般的には傘を閉じたあと、持ち手を軸としてくるくる回すという方法をよく目にしますが、実はこの方法はあまり適切ではないそうです。
傘の構造上、くるくる回すことにより生じる遠心力に対してはあまり耐性がなく最悪の場合壊れてしまう可能性があるとのこと。
そして何より、傘を閉じた状態であるため、水分が外に出されずに留まってしまい、あまり効果が見込めないという衝撃の事実が明らかになったのです。
冷静に考えてみれば極めて当たり前のような気もしてきましたが、それでは適切な水の切り方はどういったものなのかというと、「傘を開いた状態のまま(この時点ですでに違いますね)逆さまにして軽く上下に振る」という方法です。
軽く上下に振るだけでも骨のしなりによって勢いが増すため、より効率的に水分を飛ばすことができ、そもそも開いた状態で行うため、水分が内部に留まってしまうといった心配もありません。
憂鬱な梅雨の時期、こういった何気ない疑問がひとつ分かるだけでも少しだけ明るい気持ちになりますね。