クリアパネルとエンボスパネル その違いを比べてみました <エンボスパネル編>

前回のコラムにおいて、傘工房で取り扱っているビニール傘の中でも透明タイプとエンボスタイプの2種類が存在することを取り上げました。
今回はその続きとして<エンボスタイプ>についてご紹介したいと思います。

まず、傘に対して「エンボス」という名前がついていること自体に馴染みがない方が大半を占めると思いますが、このエンボスというのはクリアタイプと同じビニール素材ではありますが、透明ではないビニール素材を用いているものを指します。
その名の知名度の低さに反して比較的昔からある素材であり、どちらかと言えばクリアタイプよりも一時期は普及していたこともあり、少し懐かしさを覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その生地の色味は全て共通して白地のものであり、透明性が低いことが特徴です。

正直なところを申し上げると、ビニール傘においてお問い合わせが多いものとしてはやはりクリアタイプに軍配が上がります。
理由としてはやはり商品ラインナップの幅広さ、特に本体色のバリエーションの豊富さは圧倒的にクリアタイプが勝りますが、その一方でエンボスタイプの場合、パネルが透明ではないということから印刷したデザインが映えやすいことやクリアタイプに比べて少し安いというメリットがあります。

もちろん使用感や耐用性はクリアタイプとは遜色なく安心して使うことができます。
商品ラインナップとしては少し小型で細身である55cmタイプや、少々珍しい単色ではなく5色アソートでのみ注文が可能であるといった仕様の60cmタイプとやや限定的なものではありますが、「安価にたくさん作りたい」といった場合にはこちらのエンボスタイプが非常におすすめです。

ちなみに傘工房の人気商品上位のひとつ、パネル本体に色がついた「POEビニール傘60cm骨」にもそのカラーバリエーションのひとつとして「白エンボス」というものがあります。
どんなデザインや刷色にも馴染みやすいそのボディカラーは傘工房におけるどの商品よりも扱いやすいことがポイントです。

このようにビニール傘ひとつとってもその種類の豊富さや利便性の高さが窺えるビニール傘。
まだまだ暑さの残る時期ではありますが、季節を問わず活用できるノベルティとして傘工房では引き続き、どんどんおすすめしていきたいと思います!

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