ニュースタンダードの到来?手作り傘の登場

2022年、2回目の更新となります。
引き続き当コラムをよろしくお願いいたします。

さて、うちわやカレンダーのように季節の影響をさほど受けず、日用品として家に必ず一本はある傘。
梅雨時期に需要が多いと思われがちですが、実は卒業シーズン前にも卒業の記念品で傘をのお客様も数多くいらっしゃいます。

今回お話するのは「手作りビニール傘」のお話です。

先日、自宅近くの美術館に行った際に立ち寄ったミュージアムショップにそれはありました。
「環境への配慮」、「子供たちに手作りの喜びを感じてもらう」といったテーマを持つその商品は、見た目も非常にしっかりしており、大変興味を惹かれました。

実際に手に取って見てみるとパネル部分と骨部分が分離されており、パネル部分には自由にお絵かきができるような仕様になっています。
さらに骨を含む全ての部材がプラスチック素材でできており、分別不要かつ再利用可能であるということでこの点も非常に高ポイントだと思いました。

何より素晴らしいと感じた点は、この仕様でありながら強風にも耐えられるということ。
せっかく自分で作った傘も、すぐに壊れてしまっては非常に悲しい気持ちにさせられてしまうものです。
しかしながらこの傘は、その点を見事にカバーし、長く使用するということにも配慮されていた傘となっており、非常に感銘を受けました。
見た目も可愛らしく、カスタム性も高いため、将来的にこの傘もノベルティとして活用できればとても魅力的なものになるのではないか。
そう感じた新しい傘の登場でした。