傘とインクの相性について

年間を通して多くのお客様からご注文をいただいている傘工房の名入れ傘。
多彩な商品ラインナップを売りにしていることが当社の特色でもありますが、商品によっては印刷する際の「相性」というものがあります。
ご利用いただくお客様に、より良い品質の傘をお届けするため、傘工房スタッフから都度ご案内しているこちらのポイント。
今回はそのポイントについてご紹介したいと思います。

□本体色と印刷色の組み合わせが重要!

弊社で取り扱っている傘は様々な種類がありますが、特に布傘においては印刷色との相性というものが意外と重要な要素になってきます。
例えばパネルの色が黒など濃い色の場合、印刷する色によってはパネルの色に強い影響を受けてしまう場合があります。
わかりやすい例としては黒い生地に黄色いインクで印刷を行った場合、下地である「黒」の影響を受けることで印刷した黄色がかなり黒ずんでしまうことがあり、想定よりも大幅に色味が変わってしまう恐れがあるのです。
せっかくのオリジナル傘なのにこれでは少し残念ですよね・・・。

□こんな時どうする?

こんな場合には「二度刷り」という方法をおすすめしています。
「二度刷り」とは読んで字の如く、二度印刷を行うということ。
印刷費用は追加となりますが、一度印刷した箇所にもう一度同じ色で印刷することによってイメージに近い仕上がりにすることができます。
印刷品質を重視する場合にはこの方法も検討に加えてみても良いかもしれません。

□おすすめの印刷色

上でご紹介したケースとは逆に比較的どの生地色にも合わせやすい(下地にインクが負けにくい)印刷色もあります。
その代表的なものが「紺色」や「紫色」といった比較的色味が強いもの。
もちろんデザインに合った色にすることが大事ではありますが、この点も考慮してみてはいかがでしょうか。


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印刷時に色味が変わってしまう恐れのあるものについては弊社で可能な限り、事前にご案内させていただきますのでご安心ください。
おすすめの印刷色などのご提案も可能ですので、お気軽にお問合せください!