雑記:傘にまつわる現状など

梅雨に入り、筆者自身も傘が手放せない日々を送っているのですが、お恥ずかしい話、この一ヶ月の間でビニール傘を2本紛失しています。
最初はコンビニエンスストアに立ち寄った際に傘を持ち去られてしまったことから始まり、その数週間後には飲食店で食事をしていた際に傘を取り違えられてしまったため、泣く泣く手ぶらで帰宅(※どこの誰のものともわからない傘のため持ち帰りませんでした)したりと、渋々ながらこれまでにない頻度で傘を買い替えています。
そんなとき、ふとこの国における傘の消費量について調べてみようと思いました。

□傘の消費量は世界一

傘メーカーの調査結果によると、日本では年間でなんと1億3000万本にのぼる傘が消費されているそうです。
これは世界一とも言われる本数であり、そのうちの8000万本ほどがビニール傘とのこと。
消耗品としての側面が強いことが伺えます。

□傘のゴミ問題

ゴミとして発生した傘は様々なパーツで構成されていることもあって処分が難しく、自治体によってその処分方法も異なるため、傘のゴミは現在大きな問題となっています。
各自治体のホームページでも傘の処分方法についての記載がありますが、全ての世帯にその情報が行き渡っているのかどうかは些か疑問です。
最近ではこうした問題への対抗策として、傘のシェアリングサービスといったものもあり、自治体からも環境面から傘のゴミを減らす呼びかけが行われています。

□機能性重視の流れ

そんな流れもあってか、ここ数年で増えた猛暑やそれに伴う気象災害への備えとして、晴雨兼用傘や耐風傘といった機能性を重視した傘の売り上げが上がってきているそうです。
昨年の話にはなりますが、ある百貨店では高単価の傘の売り上げが増加し、また、それらの傘を買い求める年齢層も中高年層はもちろんのこと、20~30代の若年層が増えている傾向にあったそうです。
最近では男性も気軽に日傘を使える流れになってきていることもあり、その点もポイントになっているようです。


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傘工房では品質はもちろんのこと、愛着の湧くデザインの作成、思わず大事にしたくなるようなアイデアのご相談など、少しでも長く使っていただけるような商品を提供するため、様々な角度からお手伝いをさせていただきます。