傘工房で扱っている名入れ傘は基本的にどの商品も名入れ面積が決まっています。
主に台形状に収まる範囲でデザインを作る必要があるため、お客様によってはご希望通りのデザインが作成できずもどかしい思いをする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はそんな悩みを解消する「海外別注ビニール傘」についてご紹介いたします。
□海外別注ビニール傘とは
通常のビニール傘はすでに完成している傘へ名入れを行いますが、海外別注の場合は「傘を成形する前」の状態からオリジナルで作成します。
従って、パネルについても断裁する前の段階で印刷を行うため、パネル全面(※パネル1面における全面)への印刷が可能となります。
また、石突や露先などの樹脂パーツもお好みの色にすることができるため、一層オリジナル性が増します。
これら工程は海外工場で行うため、「海外別注」という名を冠しています。
□シルク印刷
海外別注ビニール傘は2パターンの印刷方法があります。
そのひとつがシルク印刷。
通常の名入れ傘と同じく1色で行いますが、こちらは1パネルの全面に印刷が可能であるため、よりデザインを際立たせることができます。
こちらは最低ロット300本と少ない本数から対応可能であるため、誰でも簡単に作成が可能です。
□グラビア印刷
海外別注ビニール傘の最大の特徴として、フルカラー印刷が可能な点があります。
フルカラー印刷はパネルの原反ロールの状態から印刷を行うため、その工程の性質上、印刷可能なパターンがあらかじめ決められています。
具体的には「傘の8パネル全て同デザイン」または「傘の8パネルのうち4パネルずつが同デザイン(計2デザイン)」のいずれかであること。
少々制約はありますが、オリジナリティあふれる傘を作ることができるため、非常におすすめです。
フルカラー印刷の場合は最低ロット1,000本から対応可能です。
□まとめ
海外別注傘はこちらでご紹介しきれない様々な仕様や諸条件があります。詳しくは専任スタッフよりご案内いたしますので、まずはお気軽にお問合せください!