折り畳み傘の上手な畳み方

急な雨の備えとして便利な折り畳み傘。
しかしながら、その恩恵への代償と言っても良いくらいに畳むのが大変なことが難点です。
無理やり畳んでしまうとシワになったり骨を傷めたりすることも。

そこで筆者は「折り畳み傘の畳み方」について調べてみましたが、傘のタイプなどによっても大きく異なるのか、あいにく「これだ!」という方法に行き着くに至りませんでした。
とはいえ、ある程度決まったポイントがあることに気がついたため、その結果についてまとめてみたいと思います。

□中棒は伸ばしたままにする

傘の芯となっている棒の部分を中棒と言いますが、傘を閉じる際、中棒を伸ばしたままにしておくと形を整える際に扱いやすくなります。
思わず傘を閉じる勢いそのままに中棒も縮め、そのまま紐で巻き取ってしまいがちですが、そこはいったん我慢です。

□優しく傘を振る

傘を閉じた後、中棒と「ろくろ(中棒と骨が集まっている部分を留めている部分)」を手で掴んだ状態で優しく振ります。その際、傘を横倒しにすることがポイントです。これを行うことによってまずはざっくりと形を整えます。

□生地を整える

傘を振ることによって生地は下方向に垂れている状態になっています。
この状態で生地の折り目に沿って一枚一枚形を整えていきます。
この時、傘の先端を身体側に向けて持つと作業が行いやすくなります。

□巻きとる

形を整え終わったら紐で巻き取ります。
この時、整えた生地を固定するイメージで少し引っ張りながら巻いていくときれいに仕上がります。
巻き取り終えたら紐を固定し、中棒を縮めて完成です。



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ここでご紹介した方法は様々な方法を調べ、筆者が実際に試してみた結果ですので、あくまで個人的な結果となりますが(アルミ軽量折畳傘55cm骨を使用)、それでもかなり綺麗に折りたたむことができました。

この記事が少しでも長く大切な傘を使うことができるよう、参考になれば幸いです。