傘を作成したいがどんな形があるの?傘の名入れ専門業者が紹介します!

傘には色々な形があるのをご存知ですか。
今回傘の作成を検討中の方に向けて、傘の形にはどのような種類があるのかを紹介します。

□傘の種類

皆さん傘の種類と聞くと雨傘か日傘か、はたまた兼用か、ということを思い浮かべるかもしれません。
実は形にも種類があることをご存知でしたか。
標準張り、浅張り、深張りの3種類があるので紹介します。

標準張りとは世に多く出回っている傘のことです。
では浅張りと深張りは一体どのようなものなのでしょうか。

浅張りは開いた時の直系が大きく、雨が回り込みにくいデザインとなっています。
スタイリッシュでシャープなシルエットが特徴のため男性好みと言えるでしょう。
男性にとって傘はステイタスシンボルです。
小さいサイズの傘を、肩をすぼめて窮屈そうにしていては紳士には似つかわしくないので、少し大きめの浅張りの傘を、胸を張って背筋を伸ばして持ちたいものですね。

深張りとは肩まですっぽり覆ってくれる湾曲した骨組みが特徴の傘です。
傘内部の受け骨を短くするだけでなく、傘の先から布の先まで伸びている親骨と呼ばれる部分を内側に曲げて作る必要があるので、親骨の材質の良さや、傘を美しく張るための高い技術が求められます。
直径は狭いものの、肩まで隠れるので雨に濡れにくく、太陽の光もシャットアウトしてくれます。
ふんわりとしたやわらかなシルエットは女性らしさを感じさせるデザインと言えるでしょう。

□持ち手部分の形の話

傘の形というと、布の部分に目が行きがちですが手元のハンドルの形に着目したことはありますか。
なぜ手元はJの形をしているのでしょうか。
諸説あるのですが、その中の一説を紹介します。

イギリスの新興紳士たちは、ある伝統的なスタイルとマッチさせて傘を楽しむようになります。
それは傘をステッキのように持ち歩くことでした。
ステッキの源流は中世騎士の剣なので、ステッキは剣に変わるアクセサリーとして広く受け入れられたのです。
ステッキのように見える傘が広まったので、ステッキ職人がそのまま傘職人となり、J字曲がりのハンドルをした傘が一般的になっていきました。
日本では明治から昭和初期にかけてJ字、O字、I字など様々作成されましたが、手に掲げ易く持ちやすいという点でJ字が圧倒的シェアを誇るようになります。

□まとめ

当記事では、傘の形には種類があることと、持ち手の形の由来について紹介しました。
オリジナルの傘を作成する際には、形に注意してみても良いでしょう。

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