傘を使っていると臭いが気になってきたという経験はありませんか?
買い替えれば良いと考えるかもしれませんが、お気に入りの傘やこだわりのある傘であれば、臭いを消して長く使いたいですよね。
そこで今回はオリジナル傘を考えている方に向けて、臭いの消し方について紹介します。
□傘に臭いがつく原因とは
傘に臭いがつく主な原因は使用後の干し忘れです。
特に折りたたみ傘はバックにしまったまま放置することはありがちですよね。
なぜ干し忘れで臭いがついてしまうのでしょうか。
それは傘で雑菌の繁殖が行われるためです。
傘はなかなか洗わないので、使ったときの汚れや垢がそのまま残り、それをエサとして雑菌が増えてしまいます。
菌が繁殖するときに放出されるニオイ分子が異臭を放ちます。
汚れと湿気は菌が繁殖しやすい環境なので、傘の使用後は陰干しを忘れないようにしましょう。
□傘の臭いを取る方法とは
*天日干しをする
天日干しは殺菌効果があるので、傘の臭いを消せます。
傘を開いた状態で10〜20分天日干しした後、1時間ほど陰干しします。
注意点としては傘を直射日光に長時間あてると、生地が傷んでしまうことです。
そのため、天日干しの頻度は少なくした方が良いでしょう。
*中性洗剤で洗う
中性洗剤は洗濯洗剤や食器用洗剤といった家庭で簡単に用意できる洗剤です。
中性洗剤を水で薄め、タオルやスポンジにしみこませて傘の生地を拭きます。
その後、お湯で洗剤を洗い流し、乾くまで傘を開いた状態で陰干しします。
お湯で流した後にそのまま干してしまうと金属部分がさびやすくなるので、金属部分の水は軽くふき取りましょう。
*重曹水につけ置きする
消臭効果のある重曹を利用して臭いを消す方法です。
まず、バケツに40度くらいの温水を用意し、重曹を溶かして重曹水を作ります。
重曹は水に溶けづらいため、お湯を使った方が良いでしょう。
次に重曹水に中に傘を入れて2時間ほどつけ置きをします。
最後にシャワーで洗い流し、金属部分の水分を軽くふき取った後、乾くまで日干しを行います。
この方法はつけ置きが簡単にできる折りたたみ傘におすすめです。
普通の傘で行う場合は重曹水をタオルにしみこませてふき取ると良いでしょう。
□まとめ
今回はオリジナル傘を考えている方に向けて、臭いの消し方について紹介しました。
臭いがつく原因は雑菌の繁殖にあります。
今回紹介した臭いの消し方などで臭いを消すことも重要ですが、使用後には必ず陰干しを行うといった日々のメンテナンスも重要だと言えるでしょう。
臭いが気にならない状態で傘を使用しましょう。